新美南吉 作 『こぞうさんのおきょう』 声:恒松あゆみ
山寺の和尚さんが病気になってしまい、代わりに小僧さんが檀家へお経を読みに行くことになりました。お経を忘れないように道々読みながら歩いていた小僧さんにウサギが「遊んでおいきよ」と声をかけてきます。小僧さんは、お経を忘れてしまって大慌て!そんな小僧さんにウサギが知恵を授けてくれたのでしたが・・・! とってもかわいらしい新美南吉の童話です。...
View Article宮沢賢治 作 『どんぐりと山猫』 声:三戸貴史
一郎のところにやってきた、山猫からの1枚のはがき。「めんどな さいばん」をするので、来てほしいというのです。うれしくてたまらない一郎は、次の朝、早速、山へ向かいます。栗の木や“笛吹き”、きのこ や りすにたずねながらたどり着いた黄金色の草地で一郎が目にしたのは・・・! ユーモラスな表現の中に深い風刺がこめられた宮沢賢治の名作童話です。...
View Article『絵本カーニバル IN FUKUOKA 2007』開催!
6月から9月にかけて福岡の街を絵本で彩る「絵本カーニバル IN FUKUOKA 2007」。 「ふぁんた時間」も福岡アジア美術館 彫刻ラウンジで出展します! 名作を情感豊かな絵と音で楽しめる映像絵本を実際に手に取ってご覧ください!
View Article宮沢賢治 作 『セロ弾きのゴーシュ』(前編) 声:三戸貴史
金星音楽団のセロ弾き ゴーシュは、楽手の中でも一番下手で、いつも楽長にいじめられていました。今度の町の音楽会のための練習でもうまく弾けず、ひとり涙を流すのでした。そんなゴーシュのもとに、連日、三毛猫やかっこう、たぬき、野ねずみなどの動物たちが たずねてきます。落ち込んでひねくれていたゴーシュでしたが、彼らと交流を重ねていくうちに、いつしか、自分にかけていた何かを見つけていくのでした・・・。...
View Article宮沢賢治 作 『セロ弾きのゴーシュ』(後編) 声:三戸貴史
宮沢賢治の名作童話です。長編ですので、前編と後編に分けてお楽しみいただきます。今回は、たぬきのエピソードから演奏会までの後編です。前半と比べてのゴーシュの気持ちの変化に気をつけて聞いてみてください。 ※ファイルをダウンロードする際には、右クリックで「対象をファイルに保存」を選んでください。 三戸貴史の朗読でお楽しみください。(プロフィール)...
View Article夢野久作 作 『お菓子の大舞踏会』 声:中村知子
ご飯も食べずにお菓子ばかりを食べる五郎君を心配して、お母様は家中のお菓子を隠してしまいますが、ご飯も食べずにかえって泣き叫ぶばかり。翌朝、駄々をこねる五郎君を懲らしめるために朝ご飯もかたずけて買い物へ出かけてしまいました。五郎君だけになった家に、小包が届きます。それは、兄さん夫婦から届いたお菓子でした。お母様の留守をいいことに、夢中になってお菓子を平らげてしまった五郎君の身に異変が起こります・・・!...
View Article小野 浩 作 『金のくびかざり』 声:中村知子
クリスマスの日。よし子さんの家では、イヌとネコとオウムがサンタクロースを招く準備をしていました。イヌはふさふさの尻尾で掃除を、ネコはサンタが家を見つけるための見張りをしています。役に立たないとイヌにいわれたオウムはさびしげです・・・・。...
View Article宮沢賢治 作 『オツベルと象』 声:三戸崇史
新式器械を六台もすえつけて稲扱をするオツベルの大きな仕事場に興味を持って森からやってきた一頭の白象。ずるいオツベルは言葉巧みに誘い、鎖と分銅でつなぎとめて酷使するようになります。はじめはオツベルを信じて楽しく働いていた白象でしたがやがて扱いのひどさに食べることすらできず倒れてしまい森の仲間に救いを求める手紙を出すのでした・・・。 深い風刺がこめられた宮沢賢治の名作童話です。...
View Article新美南吉 作 『きつね』 声:恒松あゆみ
月の夜。祭りを見に来た七人の子供たち。新しい下駄を買った文六ちゃん。「夜新しい下駄をおろすと狐に憑かれる・・・」見知らぬ老婆からいわれた子供たちは、文六ちゃんが狐に憑かれたと思い込んで・・・! 子供たちの心の動きのおもしろさと親子の愛情が心にしみる新美南吉の名作童話です。 ※ファイルをダウンロードする際には、右クリックで「対象をファイルに保存」を選んでください。...
View Article宮沢賢治 作 『毒もみのすきな署長さん』 声:三戸崇史
四つの冷たい谷川が集まるプハラの町に、かわうそみたいな顔をした新しい警察署長さんがやってきました。毎日ていねいに町を見回ります。そのうちに、この国の大事な法律の第1条である、「毒もみをして魚を取ってはいけません」という掟を破るものが現れます。その犯人は署長ではないかといううわさがたってきて・・・。 宮沢賢治の名作童話です。...
View Article『やまなし』 作:宮沢賢治 朗読:中村知子
青じろい水の底で暮らす蟹の子供たち。「クラムボンはわらったよ。」「クラムボンは死んでしまったよ......。」すぐ上にいた魚が、一瞬でかわせみに捕食されてしまうのをみた子供たちはぶるぶるとふるえるのでした・・・。 死への恐れと生と豊穣のよろこびの対比。宮沢賢治の名作です。 ※ファイルをダウンロードする際には、右クリックで「対象をファイルに保存」を選んでください。...
View Article『銀の笛と金の毛皮(前編)』作:豊島与志雄 朗読:恒松あゆみ
羊飼いの少年 エキモスは、ある日銀色に光る葦を見つけ葦笛を作ります。銀の笛を吹くと、不思議なことに森中の獣たちが集まってきて静かに聞き入るのでした。笛の音を聞きに来る獣の中でも、全身が金色に光る鹿とエキモスは友人となります。 金色の鹿が、ある日を境に姿を見せなくなります。迎えに来たほかの鹿たちに連れられて山奥に行くと、そこには、鉄砲で撃たれ、死にかけた金色の鹿が待っていました・・・。...
View Article「おむす☆びー」が始まります!!(中村知子からのお知らせです)
「ふぁんた時間」ポッドキャストをお聴きのみなさん!はじめまして!中村知子です。 私がとても大切に読ませていただいている名作童話の映像絵本サイト「ふぁんた時間」が、5月22日、パワーアップして生まれ変わります! その新しいサイトの名前は、「おむす☆びー」! 「親子をつなぎ、親子と親子をつなぐ 新しいコミュニケーションのカタチ」を提案する...
View Article『銀の笛と金の毛皮(後編)』作:豊島与志雄 朗読:恒松あゆみ
金色の鹿の形見に毛皮で作った袋は入れたものを何でも黄金に変えてしまう不思議な皮袋でした。 都に行ったエキモスは、この皮袋でこしらえた金貨で貧しい人々に施しを行い、「神さまのお使い」として民衆からたたえられますが、魔法で謀反をたくらんでいると考えた王と大臣に、捕らえられてしまうのでした・・・・。 豊島与志雄の名作の後編です。...
View Article「おむす☆びー」に来てください!!(恒松あゆみからのお知らせです)
はじめまして! 恒松あゆみです。 5月22日、ついについに、「ふぁんた時間」が、パワーアップして生まれ変わる新しいサイト「おむす☆びー」が誕生します! 「親子をつなぎ、親子と親子をつなぐ新しいコミュニケーションの カタチ」を提案するウェブサイトです。...
View Article『走れメロス』 作:太宰治 朗読:三戸崇史
「メロスは激怒した」。人の心を疑い、臣民を殺す王を除くために王城へ入った牧人メロスは捕らえられてしまいます。 王は、メロスの妹の結婚式のため、処刑までに三日の猶予を与えます。三日目の日没までにメロスが帰ってこなければ竹馬の友セリヌンティウスが身代わりとして処刑されるという約束の下に。 王を見返し、友を救うためにメロスは出発しますが・・・。 太宰治の名作です。...
View Article『税務署長の冒険(前編)』 作:宮沢賢治 朗読:三戸崇史
ユグチュユモト村の密造酒づくりを疑う税務署長は、村の講演会で「証拠を握っている」と脅しますが、村人は笑うばかりです。 密造を明らかにするべく、税務署長は部下を密偵として村に潜入させますが・・・。 宮沢賢治の名作です。長編ですので、前編・後編に分けてご提供します。 ※ファイルをダウンロードする際には、右クリックで「対象をファイルに保存」を選んでください。...
View Article『税務署長の冒険(後編)』 作:宮沢賢治 朗読:三戸崇史
自ら変装してユグチュユモト村に潜入した税務署長は、ついに、密造酒の工場を探しあてましたが、村人たちに見つかってしまいます・・・・・・! 宮沢賢治の名作大活劇の後編です。 ※ファイルをダウンロードする際には、右クリックで「対象をファイルに保存」を選んでください。 三戸貴史の朗読でお楽しみください。(プロフィール)...
View Article『眠る森のお姫さま』 作:シャルル・ペロー 訳:楠山正雄 朗読:中村知子
なかなか子どもが授からず悩んでいた王様とお妃にようやくお姫様が生まれました。盛大な洗礼式のために国中の妖女が招かれ、お祝いにあずかることになりました。しかし、亡くなったと考えられていたため独りだけ招かれなかった年老いた妖女がこれを恨みに思い、お姫さまに、糸車の紡錘に刺されて死ぬという呪いをかけてしまいます!王様は、呪いを避けるため、国中の紡錘を捨てさせる厳しいお触れを出すのでしたが・・・...
View Article『ジャックと豆の木』 訳:楠山正雄 朗読:恒松あゆみ
運が悪く何もかも失ってしまったジャックと母親は、たった一匹残った牝牛を売ることになりました。高く売ってくるように母親から頼まれたジャックでしたが、肉屋の親方にだまされてえんどう豆と交換してしまいます。それを知った母親は、怒って豆を窓の外へ捨ててしまうのでした。あくる日、目が覚めたジャックは、一晩で天まで届くはしごのように伸びた豆の木を見て驚き、登っていきます。ふらふらになりながら雲の上まで登りきった...
View Article『氷河鼠の毛皮』 作:宮沢賢治 朗読:三戸崇史
ベーリング行きの最大急行夜行列車が、ひどい灰色の吹雪の中をイーハトヴ駅を出発していきました。十五人ばかりの乗客の中で一人、氷河鼠の毛皮やラッコ裏の外套などの豪勢で贅沢な格好の肥った紳士がウィスキーを飲みながら、毛皮の自慢話でほかの乗客にからみます。夜が明けた時、雪原の中で急停車した列車に、ピストルで武装した熊たちが大挙してあがりこんできて・・・・・! 宮沢賢治の名作です。...
View Article『鳥をとるやなぎ』 作:宮沢賢治 朗読:中村知子
「煙山にエレッキのやなぎの木があるよ。」磁石で鳥を吸い込んでしまう木があるというのです。学校が終わったひるすぎに、私は、その話を聞いてきたという慶次郎と煙山に出かけていきます。風がどうっとやってきました。川の向こうのやなぎの木から百匹ばかりの百舌がいっぺんに飛び上がりにわかに5本目の大きなやなぎの上までいくと、本当に磁石に吸い込まれたように、その中に落ちていくのでした・・・・! 宮沢賢治の名作です。...
View Article『月夜のけだもの』 作:宮沢賢治 朗読:三戸崇史
獅子の檻の前のベンチに腰掛けた“わたくし”は、周りがぼうっと煙のようになってしまってわからなくってしまいます。すると、いつのまにか、獅子が立派な黒いフロックコートを着て立っていたのでした・・・・。 宮沢賢治の楽しくも不思議なお話です ※ファイルをダウンロードする際には、右クリックで「対象をファイルに保存」を選んでください。 三戸崇史の朗読でお楽しみください。(プロフィール)...
View Article『母をたずねて三千里』 作:エドモンド・デ・アミーチス 朗読:恒松あゆみ
イタリーのジェノアの13歳の少年マルコは、不幸にあって貧乏になってしまった一家の暮らしをたてるために働きに出たまま便りがなくなった母親を探すべく、たった一人で大西洋を越えて、ブエーノスアイレスへ向かうのでした・・・・。 誰もが知っている名作を、恒松あゆみさんが情感豊かに朗読します。58分の長編作品です。 ※ファイルをダウンロードする際には、右クリックで「対象をファイルに保存」を選んでください。...
View Article『やんちゃオートバイ』 作:木内高音 朗読:中村知子
あるお屋敷の車庫の中で暮らしてきた中古の自動車夫婦ポピイとピリイは子どもができない寂しさに、小さなオートバイの孤児モーティを養子にしてとてもかわいがりますが、モーティは、あまりに大事にされすぎてつけあがるようになり、不良となって家出をしてしまうのでした・・。 ※ファイルをダウンロードする際には、右クリックで「対象をファイルに保存」を選んでください。 中村知子の朗読でお楽しみください。(プロフィール)...
View Article『さるのこしかけ』 作:宮沢賢治 朗読:三戸崇史
裏の大きな栗の木の下に白い3つのきのこを見つけた楢夫は、現れた3ひきの小猿に連れられて栗の木に入って行きます。どんどん上って行った先で楢夫が見たものは・・・。 宮沢賢治の楽しくも不思議なお話です ※ファイルをダウンロードする際には、右クリックで「対象をファイルに保存」を選んでください。 三戸崇史の朗読でお楽しみください。(プロフィール)...
View Article『美女と野獣(ラ・ベルとラ・ベート)』 作:ヴィルヌーブ夫人 訳:楠山正雄 朗読:恒松あゆみ
いっぺんに財産をなくしてしまった商人が、行き倒れになる寸前に立ち寄った立派な御殿で一輪のバラの花を末娘のために手折ったとき、御殿の主であるおそろしい野獣が現れ、命の代わりに娘を差し出すように命令します。それを聞いた心優しい末娘のラ・ベルは、すすんで野獣の元へ向かうのでした・・・・・。 誰もが知っている名作を、恒松あゆみさんが情感豊かに朗読します。...
View Article『グスコーブドリの伝記・前編』 作:宮沢賢治 朗読:三戸崇史
冷害のために深刻な飢饉にみまわれたイーハトーヴ。小さなグスコーブドリは、父母が森へ消えた後、妹をさらわれ、過酷な労働に携わりながら苦労して学び成長します。火山局へ勤め、生き甲斐を見いだしていたブドリは、再び襲ってきた冷害に立ち向かうのでした・・・!...
View Article『グスコーブドリの伝記・後編』 作:宮沢賢治 朗読:三戸崇史
冷害のために深刻な飢饉にみまわれたイーハトーヴ。小さなグスコーブドリは、父母が森へ消えた後、妹をさらわれ、過酷な労働に携わりながら苦労して学び成長します。火山局へ勤め、生き甲斐を見いだしていたブドリは、再び襲ってきた冷害に立ち向かうのでした・・・!クーボー大博士からの紹介でイーハトーヴ火山局へ勤め、様々な活躍の後、カルボナード島での運命の志願までのストーリー完結編です。三戸崇史さんのすばらしい語りで...
View Article『シグナルとシグナレス』 作:宮沢賢治 朗読:中村知子・矢澤喜代美・平野夏那子
軽便鉄道の信号機シグナレスに恋をした本線の信号機シグナル。情熱的に求愛するシグナルにシグナレスも今まで隠していた気持ちを打ち明けて、二人は結婚の約束をしますが、お守り役の電信柱に引き離されてしまいます・・・。 効果音を除いた「白いふぁんた時間シリーズ」のひとつとして公開していた作品の再公開です。 中村知子さん、矢澤喜代美さん、平野夏那子さんの掛け合いをお楽しみください。...
View Article『あのときの王子くん・第1回』 作:アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリ 訳:大久保ゆう 朗読:恒松あゆみ
「ぼくのエンジン」の中のなにかがこわれてサハラ砂漠のど真ん中に不時着した「ぼく」。そこで出会ったのは、どこかの星からやってきた不思議で気ままな「王子くん」だった! 誰もが「星の王子さま」のタイトルで知っているサン=テグジュペリの名作を、大久保ゆうさんが朗読のために新たな視点から翻訳し、恒松あゆみさんが情感豊かに表現します。...
View Article『あのときの王子くん・第2回』 作:アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリ 訳:大久保ゆう 朗読:恒松あゆみ
自分の星から旅立った王子くんは、さまざまな星でいろいろな出会いをします。王さま、みえっぱり、のんだくれ、しごとにんげん、あかりつけ、ちりのはかせ。そして、とうとう、ちきゅうへたどりつくのでした・・・。 誰もが「星の王子さま」のタイトルで知っているサン=テグジュペリの名作を、大久保ゆうさんが朗読のために新たな視点から翻訳し、恒松あゆみさんが情感豊かに表現します。...
View Article『あのときの王子くん・最終回』 作:アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリ 訳:大久保ゆう 朗読:恒松あゆみ
キツネとの出会いを通して王子くんは、大切なことに気づきます。そして、「ぼく」も王子くんから大切なものを学ぶのでしたが、別れのときが迫っていました・・・。 誰もが「星の王子さま」のタイトルで知っているサン=テグジュペリの名作を、大久保ゆうさんが朗読のために新たな視点から翻訳し、恒松あゆみさんが情感豊かに表現します。 効果音を除いた「白いふぁんた時間シリーズ」のひとつとして公開していた作品の再公開です。...
View Article『車』 作:宮沢賢治 朗読:矢澤喜代美
仕事がなくてくさっていたハーシュは、突然、テレピン油を買ってくる仕事を頼まれます。よぼよぼの車を引いて、ハーシュは工場へ出かけていきますが・・・。 宮沢賢治の短編作品です。 ※ファイルをダウンロードする際には、右クリックで「対象をファイルに保存」を選んでください。 ★テキストは、青空文庫に拠っています。入力、校正、制作にあたられたボランティアのみなさんのご尽力によ...
View Article『ごんぎつね』 作:新美南吉 朗読:三戸崇史
いたずら好きのこぎつね『ごん』は、自分のいたずらで大変つらい思いをさせてしまった村の若者『兵十』へ罪滅ぼしをしようとしますが・・・。 新美南吉作の日本を代表する名作童話です。今回は、映像絵本版で公開している三戸崇史さんの語りで再度お届けします。 ※ファイルをダウンロードする際には、右クリックで「対象をファイルに保存」を選んでください。...
View Article『ばかな汽車』 作:豊島与志雄 朗読:中村知子
何百人もの乗客をのせて、夜中に山の中を走る機関車。一筋の線路の向こうから、別な汽車がものすごい勢いで走ってくるのに気がつきます!正面衝突を避けようと、懸命に汽車を止めようとしますが・・・! 豊島与志雄のユーモラスな童話です。中村知子さんのすてきな語りでお楽しみください。 ※ファイルをダウンロードする際には、右クリックで「対象をファイルに保存」を選んでください。...
View Article『彗星の話』 作:豊島与志雄 朗読:中村知子
天で一際強く光っていた星が流れたと同時に産声を上げたという自らの不思議な出生の話をきいたケメトスは、空を飛べるようになろうと訓練を重ね、途方もなく高い場所から飛び降りても平気な技を身に着けて「鳥の生まれ変わり」と呼ばれるまでになります。育ててくれた祖父がその行く末を心配する中、ケメトスは名を揚げるべく、王様に招かれて宮殿へむかうのでしたが・・・!...
View Article『黒ぶどう』 作:宮沢賢治 朗読:平野夏那子
調子の良い赤狐に誘われるままに子牛は柵を抜けて林へ向かいます。赤狐は、林の中に立つ公爵の別荘に誰もいないのを知ると、怖がる子牛を追い立てて、中に入っていくのでした・・・。 宮沢賢治の童話です。平野夏那子さんのすてきな語りでお楽しみください。 ※ファイルをダウンロードする際には、右クリックで「対象をファイルに保存」を選んでください。...
View Article『あなうさピーターのはなし』 作:ベアトリクス・ポッター 訳:大久保ゆう 朗読:恒松あゆみ
あなうさママの言うことを聞かずに、やんちゃなピーターは柵を抜けて、昔、おとうさんがつかまってパイにされてしまったマグレガーおじさんの庭へ向かいます。案の定、マグレガーおじさんに見つかってしまったピーターは、震え上がって庭中を逃げ回るのでしたが・・・。...
View Article『ばにばにベンジャミンのはなし』 作:ベアトリクス・ポッター 訳:大久保ゆう 朗読:田中美優
マグレガーおじさんに追い回されて命からがら逃げ帰ったピーターを誘って、いとこのベンジャミンは、ピーターの服を取り戻すべくマグレガーおじさんの庭に忍び込みます。首尾よく服を取り返したものの、猫に見つかってしまって・・・!...
View Article『蜜柑』 作:芥川龍之介 朗読:三戸崇史
横須賀発上り二等客車に乗って出発を待っていた「私」は、出発と同時に駆け込み乗車してきた三等切符を握りしめる十三四の小娘の姿に不快感を覚えます。さらにその小娘は、すすや煙が列車内に入ってくるのに頓着せず、トンネル内で窓を開けるのでした!息もつけないほどに咳き込んでしまった「私」は頭ごなしに叱りつけようかと考えますが・・・...
View Article『カイロ団長』 作:宮沢賢治 朗読:恒松あゆみ
一緒に面白く仕事をしていた30匹のあまがえるは、仕事帰りに舶来ウィスキーを飲ませるとのさまがえるの店へ入り、酔いつぶれて代金の支払いが出来なくなってしまいます。払えない酒代の代わりに「カイロ団長」を名乗るとのさまがえるの家来となったあまがえるたちは、団長から実現不可能な仕事を与えられてしまい・・・...
View Article『トロッコ』 作:芥川龍之介 朗読:三戸崇史
軽便鉄道を敷く工事場で、土を運ぶトロッコと土工たち。その景色にすっかり魅了された八歳の良平は、あるとき、二人の若い男たちがトロッコを押すのに出会い、手伝うことになる。「われはなかなか力があるな」ほめられてうれしくなった良平は、そのまま男たちを手伝い、家から遠く離れてトロッコをどんどん押し続けるが・・・。...
View Article『待つ』 作:太宰治 朗読:中村知子
省線のその小さい駅に、私は毎日、人をお迎えにまいります。誰とも、わからぬ人を迎えに・・・・ 二十歳の女性の希望と不安を見事に描いた太宰治の名編を中村知子さんのすてきな語りでお楽しみください。今回も「白いふぁんた時間」として、効果音や音楽なしでお届けします。 ※ファイルをダウンロードする際には、右クリックで「対象をファイルに保存」を選んでください。...
View Article『蜘蛛の糸』 作:芥川龍之介 朗読:三戸崇史
極楽の蓮池のふちを歩いていらっしゃったお釈迦様は、蓮池の中に見える地獄の底でうごめく罪人の中にカンダタの姿を認めます。生前、悪事の限りをつくしたカンダタが蜘蛛の命を助けた事を思い出し、細い蜘蛛の糸を地獄に下ろして救い出そうと考えますが・・・ 三戸崇史さんのすてきな語りでお楽しみください。今回も「白いふぁんた時間」として、効果音や音楽なしでお届けします。...
View Article『かにのしょうばい』 作:新美南吉 朗読:中村知子
かにが床屋を始めました。 待っていてもひとりもお客がこないので、 かには御用聞きに海や山を回ります。 ようやくたぬきを最初のお客にできたのですが・・・。 2006年に野引香里さんが朗読した作品を、 中村知子さんの声で再度お届けします。 読み手の違いによる作品の印象の変化をお楽しみください。 新美南吉のコミカルな童話です。...
View Article中村知子からのお知らせです!
いつも、「ふぁんた時間」をお聞きいただいて、ありがとうございます!中村知子です。 「ふぁんた時間」の映像絵本アプリ新美南吉 作 『ごんぎつね』 が、iTunes App Storeでご提供できることになりました。iPhone、iPad、iPod touchで楽しめますので、ぜひ、ダウンロードしてみてください。 中村知子からのおしらせでした!...
View Articleポッドキャストの一時停止と暫定URLについて
『ふぁんた時間』をお楽しみいただきまして、ありがとうございます! 『ふぁんた時間』事務局です。 これまで「ふぁんた時間ポッドキャスト」を提供してきた@niftyポッドキャスティングジュースのサービス終了に伴い、10月1日よりiTunesの『ふぁんた時間』が聞けなくなってしまっております。 大変申し訳ございません。...
View Articleサイトをリニューアルしました!
このたび、「ふぁんた時間」はサイトをリニューアルしました! 自動で新しいページに移動します。 移動しない場合は以下をクリックしてください。 http://fantajikan.com/ 今後とも「ふぁんた時間」をよろしくお願いいたします!
View Article